2015年3月春に全国公演で7万3千人を動員した『源氏物語』が、続編として登場します!

第一章では、最後に光源氏が須磨へ向かおうとするところで幕と なったのを受け、第二章としてつくられる今回の『源氏物語』は、 須磨・明石が舞台。続編とはいえ初めてご覧になる方にも分かる作品を目指し、前半は朧月夜と光源氏の恋をオペラと歌舞伎で、後半は能と歌舞伎のコラボレーションを軸とした舞台をお届けします。 市川海老蔵が演じる光源氏は、華やかで艶やかながらも“心の闇”を表現し、新たな視点で魅了します。

また今回、『源氏物語』の美しい世界を記憶にも記録にも長く残していただきたいと海老蔵からの提案で、ご来場の皆様へ非売品特製パンフレットをお渡しする事になりました。 能、オペラ、さらには日本舞踊、生け花と日本文化が詰まった春に ぴったりの舞台を是非ご堪能ください。

公演スケジュール

日程 会場 場所 開演時間 料金(税込) 一般発売 お問い合わせ先
3/1(木) カルッツかわさき
(川崎市スポーツ・文化総合センター)
神奈川県 ①13:30
②17:00
一等11,500円
二等9,000円
完売御礼 Zen-A(ゼンエイ)
03-3538-2300(平日11:00〜19:00)
tvkチケットカウンター
045-663-9999
3/2(金) アクトシティ浜松 静岡県 ①13:30
②17:00
一等12,000円
二等10,000円
三等9,000円
完売御礼 静岡新聞社静岡放送事業部
054-281-9010(平日9:00〜17:00)
3/3(土) 神戸国際会館こくさいホール 兵庫県 ①13:30
②17:00
S席11,500円
A席8,000円
完売御礼 キョードーインフォメーション
0570-200-888(10:00〜18:00)
3/4(日) フェスティバルホール 大阪府 ①13:30
②17:00
S席\11,500円
A席\8,000円
完売御礼 キョードーインフォメーション
0570-200-888(10:00〜18:00)
3/6(火) 名古屋国際会議場
センチュリーホール
愛知県 15:00 S席12,000円
A席9,000円
完売御礼 中京テレビ事業
052-588-4477(平日10:00〜17:00)
3/8(木) 佐賀市文化会館 佐賀県 ①13:30
②17:00
S席12,000円
A席10,000円
残席わずか JTB九州交流共創事業部
092-712-0700
3/10(土) 下関市民会館 山口県 ①13:30
②17:00
一等12,000円
二等9,000円
完売御礼 グッドラック・プロモーション
0120-30-8181(平日10:00〜17:00)
Zen-A(ゼンエイ)
03-3538-2300(平日11:00〜19:00)
3/11(日) ふくやま芸術文化ホール
リーデンローズ
広島県 14:00 一等12,000円
二等10,000円
三等8,000円
完売御礼 グッドラック・プロモーション
0120-30-8181(平日10:00〜17:00)
3/12(月) 倉敷市民会館 岡山県 ①13:30
②17:00
一等12,000円
二等10,000円
三等7,700円
残席わずか
グッドラック・プロモーション
0120-30-8181(平日10:00〜17:00)
3/13(火) 鳴門市文化会館 徳島県 14:00 S席11,000円
A席9,000円
完売御礼
徳島新聞社 事業部
088-655-7331(平日9:30-17:30)
3/17(土) フェニックス・プラザ 福井県 14:00 S席12,000円
A席10,000円
完売御礼 サンライズプロモーション北陸
025-246-3939
(平日11:00〜18:00、土曜日10:00〜17:00)
3/19(月) 本多の森ホール 石川県 ①13:30
②17:00
S席12,000円
A席9,500円
完売御礼 北國新聞社 事業局
076-260-3581(平日10:00〜18:00)
3/20(火) まつもと市民芸術館 長野県 14:30 S席11,000円
A席9,000円
B席6,500円
完売御礼 信濃毎日新聞社事業局事業部
026-236-3399(平日10:00〜17:00)
3/21(水) コラニ―文化ホール
(山梨県立県民文化ホール)
山梨県 14:00 一等席12,000円
二等席9,000円
完売御礼 テレビ山梨事業部
055-232-1118(平日9:30〜18:30)
3/22(木) オリンパスホール八王子 東京都 ①13:30
②17:00
S席12,000円
A席9,000円
完売御礼 (公財)八王子市学園都市文化ふれあい財団
042-621-3005(9:00〜17:00)
3/24(土) ソニックシティ 埼玉県 14:00 一等12,000円
二等9,000円
完売御礼 Zen-A(ゼンエイ)
03-3538-2300(平日11:00〜19:00)
3/25(日) 新潟県民会館 大ホール 新潟県 ①13:30
②17:00
S席12,000円
A席9,000円
完売御礼 TeNYチケット専用ダイヤル
025-281-8000(平日10:00〜17:30)
新潟県民会館
025-228-4481
3/27(火) 東京エレクトロンホール宮城 宮城県 ①13:30
②17:00
S席11,000円
A席9,000円
完売御礼 ニュース・プロモーション
022-266-7555(平日11:00〜18:00)
3/28(水) 盛岡市民文化ホール 大ホール 岩手県 14:00 S席11000円
A席9000円
残席わずか
ニュース・プロモーション
022-266-7555(平日11:00〜18:00)
3/29(木) 秋田県民会館 秋田県 ①14:30
②18:00
特等席12,000円
一等席9,000円
二等席7,000円
好評発売中 秋田テレビ 事業部
018-866-8030 (平日9:00〜17:00)
3/31(土) ニトリ文化ホール 北海道 ①13:30
②17:00
一等席12,000円
二等席10,000円
完売御礼 道新プレイガイド
011-241-3871(9:30〜18:00)
4/3(火) 博多座 福岡県 17:00 A席 12,000円
特B席9,500円
B席7,000円
C席4,000円
完売御礼 博多座電話予約センター
092-263-5555
博多座代表電話
092-263-5858
4/4(水) ①12:00
②15:30
4/5(木) ①12:00
②15:30
4/6(金) 12:00
4/7(土) 高知県立県民文化ホール 高知県 ①12:00
②15:30
S席11,000円
A席9,000円
好評発売中 高知新聞企業 事業企画部
088-825-4328(平日9:30〜17:30)

2月19日現在

※お1人様に一部ずつ公演パンフレットが付きます。当日ご来場の際にお配り致します。
※開場は開演の30分前です。
※会場により、能楽シテ方・囃子方の出演者が異なります。詳細はお問い合わせください。

演目

桐壷帝の寵愛を一身に受けた桐壷更衣は、若くしてこの世を去った。ふたりの間に生まれた皇子は、源氏の姓を賜って光源氏と名乗り、臣下としての人生を歩み始めた。

桐壺帝が崩御、朱雀帝が即位する。帝の母の弘徽殿女御は、我が子を脅かす存在として、光源氏を敵視、その失脚の機会を窺う。そうした中、弘徽殿女御の妹と知らず、その妹の朧月夜の君と恋に落ちた光源氏は、秘密の恋の末、我が子を産んだ藤壺中宮に累が及ぶことを危惧、官職を辞し、傷心の内に須磨へと向かう。

そこで、夢に現れた亡き父帝のお告げに従った光源氏は明石へと移り住み、明石入道の娘の明石の君と出会い、ふたりの間には美しい娘が生まれるのだが…。

出演

市川 海老蔵(いちかわ えびぞう)

1977年12月6日生まれ。
朗々と響く声と美しく整った容姿、輝やかしいほどの華を備えた今最も注目される俳優の一人。
市川宗家の家の芸である「歌舞伎十八番」の継承と復活、また、歌舞伎と言う芸能の可能性の追求に並々ならない情熱を注いでいる。
2003年にはNHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」の主役を勤め、2011年公開の主演映画「一命」はフランスカンヌ映画祭にノミネートされた。
そしてパリ・オペラ座をはじめとする海外での歌舞伎公演にも積極的に取り組み、近年では2014年、2015年シンガポール、2016年2月にUAE、翌3月、音楽の殿堂であるNYカーネギー・ホールでの公演を大成功に導いた。

歌舞伎俳優として、さらなる飛躍が期待されている。


市村 家橘(いちむら かきつ)

1949年1月21日生まれ。
十七代目中村勘三郎一門にいたが、十七代目中村勘三郎の没後、十二代目市川團十郎を師とし、成田屋一門として活躍中。
芸風は、白塗りの二枚目から、色悪、さらに三枚目がかった役どころも、女方も、老人役も、難なくこなし、芸域が広く、どんな役でもこなせる腕達者。
所作が凛とし、静止している姿も美しいと、好評。
以前、慶應義塾大学歌舞伎研究会にて講師も務め、学生達にも親身に指導をし、人気を得た。


片岡 市蔵(かたおか いちぞう)

1958年12月12日生まれ。五代目片岡市蔵の長男。
1962年4月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の禿で片岡幸一の名で初舞台。
1969年11月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の茶屋廻り金太ほかで六代目片岡十蔵を襲名。
2003年5月歌舞伎座『実盛物語』の瀬尾十郎ほかで六代目片岡市蔵を襲名。

三枚目から老け役、女方まで幅広くこなす、近年の成田屋の舞台になくてはならない貴重な存在である。


市川 九團次(いちかわ くだんじ)

1972年4月4日生まれ。
1998年9・10月大阪松竹座『ヤマトタケル』の舎人ほかで坂東竹志郎を名乗り初舞台。
坂東竹三郎の芸養子となり、2005年4月大阪松竹座『車引』の杉王丸で四代目坂東薪車を襲名。
2014年9月市川海老蔵門下となり、南座で市川道行を名乗る。
2015年1月新橋演舞場『石川五右衛門』のヌルハチで四代目市川九團次を襲名。
2016年1〜2月には舞台『Honganji』に出演するなど、歌舞伎以外でも活躍中。


大谷 廣松(おおたに ひろまつ)

1993年7月21日生まれ。
大谷友右衛門の次男。祖父は四代目中村雀右衛門。
1998年5月歌舞伎座『お祭佐七』で祭礼の屋台の『落人』の伴内で初お目見得。
2003年1月歌舞伎座『助六由縁江戸桜』の禿で二代目大谷廣松を襲名し初舞台。
女方の役や立役も勉強中でさまざまな可能性を持つ若手の一人。

近年、市川海老蔵の舞台に一座する機会が多く歌舞伎十八番『勧進帳』では四天王のひとり、駿河次郎を勇ましく勤めあげた。


市川 ぼたん(いちかわ ぼたん)

1979年5月26日生まれ。
日本舞踊家。父は歌舞伎役者の十二世市川團十郎、兄は十一代目市川海老蔵。
六世藤間勘十郎に師事し、1996年から藤間藤太郎に師事。2006年、日本舞踊市川流の三代目市川ぼたんを襲名した。以来、国立劇場主催公演をはじめとする多くの舞台に出演。大学の非常勤講師を務めるなど教育活動にも積極的に取り組んでいる。

著書に「ありがとう、お父さん市川團十郎の娘より」(扶桑社)がある。


片山 九郎右衛門(かたやま くろうえもん)

観世流能楽師シテ方。昭和39年片山幽雪(九世片山九郎右衛門)の長男として京都に生まれる。
祖母は京 舞井上流四世家元井上八千代、姉は五世家元井上八千代。父及び八世観世銕之亟に師事。
平成23年1月に十世片山九郎右衛門を襲名。片山定期能楽会を主宰。
全国各地で多数の公演に出演する他、ヨーロッパ、アメリカでの海外公演にも積極的に参加。
また、学校公演及び学校における能楽教室の開催、「能の絵本」の制作、能舞台のCG化など、若年層のための能楽の普及活動も手掛ける。重要無形文化財(総合指定)保持者。
京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞、文化庁芸術祭新人賞、日本伝統文化振興財団賞、京都府文化賞功労賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
公益社団法人京都観世会会長、公益財団法人片山家能楽・京舞保存財団理事長。


観世 喜正(かんぜ よしまさ)

1970年、三世・観世喜之の長男として東京に生まれる。
2歳半にて初舞台。
「のうのう能」「喜正の会」を主宰し、能楽「神遊」、「能の旅人」同人として多くの公演を手掛ける。東京神楽坂の矢来能楽堂を中心に、全国各地での公演に多数出演する他、普及活動や講演も多く行なう。
慶応義塾大学法学部卒。公益社団法人観世九皐会理事。公益社団法人能楽協会理事。
法政大学大学院、皇學館大学にて非常勤講師。
シンガポールI・T・I演劇学校にて、講師を勤める。


茂山 逸平(しげやま いっぺい)

1979年6月12日生まれ。二世七五三の次男
4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。
1994年に、宗彦、茂と「花形狂言少年隊」を結成し活躍する。
また2000年より心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=「TOPPA!」を千三郎、正邦(現千五郎)、宗彦、茂、童司と共に主催し、活動。スペイン等の海外公演にも参加。
その一方で、東映映画「将軍家光の乱心・激突」の竹千代役で出演。NHK連続テレビ小説「京、ふたり」「オードリー」「ごちそうさん」他、舞台・CMと数々出演。また兄宗彦と共に、新作二人芝居<宗彦、逸平のThat’s Entertainment「おそれいります、シェイクスピアさん」> に挑戦するなど幅広く活躍する。

著書に『茂山宗彦茂山逸平と狂言へ行こう』(旬報社)がある。

NHKEテレ「旅するスペイン語」に出演中。


彌勒 忠史(みろく ただし)

1968年生まれ。千葉大学大学院修了。
東京藝術大学卒業。CD「No early music,No life?」(朝日新聞推薦盤)など。
著作『イタリア貴族養成講座』(集英社)、NHK「テレビでイタリア語」、「ぶらあぼ」、「教育音楽」連載など多数。在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。古楽から現代音楽に至る様々な演奏会、オペラなどでの好演により、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
二期会会員。

お問い合わせ

企画:市川海老蔵  制作:株式会社3Top

制作協力:全栄企画株式会社 / 三響会企画 / 株式会社ちあふる  協力:松竹株式会社

総合お問い合わせ:Zen-A(ゼンエイ) TEL 03-3538-2300 (平日11:00〜19:00)

Copyright (C)Zen-A Corporation2017. All Rights Reserved.